漢方薬で多汗症治療(1)
多汗症の治療方法にもいろいろな選択肢があるわけですが、漢方薬での多汗症治療について取り上げてみたいと思います。
多汗症治療では、交感神経遮断手術などの外科的治療からはじまり、インフォレーゼ法等のエステサロンで行われる方法や、精神的発汗に対処できる心理療法もありますが、これらの多汗症治療にはどうしても、抵抗があるという方も多いことと思います。
そのような方々の多汗症治療として漢方薬による方法が良いかもしれません。
漢方薬って本当に多汗症に効くのでしょうか?
漢方薬は東洋医学の考え方が元になっていて、人間本来の自然治癒能力を高める働きがある薬です。
一般的な事を言いますと、多感症だけでなく病気になったり体調がおかしくなったりするのは、神経やホルモンなど全身のバランスが崩れてしまっていることが原因であるということが出来ます。
ですから、それを漢方薬の働きによって自然なバランス状態に戻そうとする治療方法です。
漢方薬は、アルツハイマーに効果があるとか、ダイエットもできるとか言われて、ブームになり、その存在が大きくなってきていますが、決して過大な評価をされているわけでは無いと思います。
漢方薬の歴史は2000年とも言われて、その間に確立されてきた知識や技術を使い、治療効果が期待できる病気や症状は計り知れないくらいあります。
多汗症にしても例外ではなく、漢方薬によって大腸や腎臓などの働きを良くし排尿を促したり、汗腺をコントロールしている自律神経のバランスを整えて水分代謝を活発にすることで発汗を抑えるということも可能だということです。
ただ、漢方薬による治療は一般の薬とは違い、身体の基幹部分となるところから元気にしようとするので、即効性はなく、効果が見られるまでは時間がかかり、継続して一定期間服用することが必要になると思われます。
また、漢方薬治療は万人に効く薬はないとも聞きます。
一言で多汗症に悩む人といっても、その症状は手にだけ汗をかく人、全身から汗が出る人など色々ありますし、その場面は、多くの人前に出た時、電車に乗ろうとするとき、試験を受けようとするとき、など緊張やストレスを感じる時は違いますから、その人にあった漢方薬というのは、漢方薬のプロがその人にあわせて調剤した薬でなければいけないというのです。
ですから、自分で安易に判断して多汗症のために漢方薬を服用するというのはやめて、専門医や薬剤師のもとで処方された薬を求めてほしいと思います。
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